何を追い、何が届くのか。
まず技術条件を定め、3種類の累積DBを更新します。4情報源を統合して変化を分析し、経営・企画担当者が優先確認するテーマを週次レポートにまとめます。各成果物の説明とExcel見本を、このページで確認できます。
特許累積DB技術構成・課題・技術概念
求人・ニュース累積DB人材投資・製品・提携
論文累積DB研究テーマ・著者・機関
4情報源の統合分析 → 週次競合動向レポート
半導体企業「XXXX社」を想定した説明用見本です。企業別に設計する調査の一例であり、特定企業からの受託実績を示すものではありません。対象企業名はXXXXに置き換えています。Samsung Electronics、Micron Technologyなど、比較対象の企業名と原資料の識別情報は残しています。
見本はファイルごとに収録期間・作成日が異なるスナップショットです。同一週の一連の処理結果として件数を直接照合するものではありません。空欄・未取得・要確認のデータも含みます。週次レポート見本の日付は2026年10月6日です。
01DEFINE THE SCOPE
追跡する技術を定める。
技術条件は業種や目的に合わせて設計します。ここでは半導体企業「XXXX社」を例に、5つの技術領域を設定しています。CPCは特許の技術分野を示す国際的な分類で、キーワードと組み合わせて候補を抽出します。
条件の一部を抜粋しています。全キーワード・除外条件はウォッチリストで確認できます。広めの条件では周辺分野も抽出されるため、技術的な関連性は原文・要約・分類品質情報と合わせて確認します。
DELIVERABLE / WATCH
ウォッチリスト
追跡したい技術を、共通の観点に整理する。
対象企業の製品・事業を複数の技術要素に分け、識別番号(watch_id)、CPC、キーワード、必須語、除外語などを設定します。半導体企業XXXX社の例では、NAND、SSD、データセンター向けストレージ、車載・組込みメモリ、3D NANDの5領域を設けています。
XXXX_watchlist.xlsx
主なシートと読み方
02PATENT INTELLIGENCE
特許を抽出し、構成・課題・技術概念を整理する。
対象特許を毎週抽出し、請求項1と技術課題を整理します。出願人の表記ゆれを統一して累積し、企業別・技術領域別の比較へつなげます。
DELIVERABLE / PATENTS
特許抽出結果
自社の関心に合う特許を、毎週抽出する。
USPTOの週次特許データをウォッチリストの技術条件と照合し、対象候補を抽出します。1件の特許が複数テーマに該当する場合もあるため、テーマ別の一致件数と重複除去後の特許を分けて確認できます。
XXXX_統合_v5.xlsx
主なシートと読み方
DELIVERABLE / CLAIM
請求項1・日本語要約
何が権利として記載されているかを読む。
抽出特許の請求項1を取得し、出願人・技術要素と対応付けて日本語で要約します。原文と要約を比較しながら技術構成を確認でき、過去分も累積します。
XXXX_claim1_summary.xlsx
主なシートと読み方
DELIVERABLE / PROBLEM
技術課題の要約
競合が解こうとしている課題を整理する。
特許明細書の背景技術や発明の概要などを参照し、各特許が解決しようとする技術課題を抽出・要約します。解決手段だけでなく、研究開発の背景にある課題を比較するための資料です。
XXXX_problem_summary.xlsx
主なシートと読み方
DELIVERABLE / PORTFOLIO
企業別・技術分野別の累積集計
どの企業が、どの領域で特許を取得しているか。
出願人名の表記ゆれを統一し、企業と技術テーマの組合せで特許を累積集計します。競合ごとの技術領域の広がりや、週ごとの件数変化を確認するための基礎資料です。
XXXX_出願人別_技術分野集計_累積.xlsx
主なシートと読み方
技術分類で使う4つの考え方
- 分類辞書
- 技術用語・表記ゆれ・判定条件と、共通の分類先を対応付けるルール集です。企業ごとの表現の違いを減らし、比較の軸をそろえます。
- 標準概念
- 具体的な技術の仕組みを示す共通ラベルです。例として「ワード線・ビット線アーキテクチャ」「プログラム電圧最適化」などがあります。
- カテゴリ
- 標準概念をまとめた上位の技術領域です。「メモリセル・アレイ構造」「書込・消去・読出し制御」などの単位で全体像を比較します。
- 戦略
- 技術が目指す方向性を「高集積化」「高信頼化」などの共通ラベルで整理します。特許から読み取る技術的な方向性であり、企業が公表した経営戦略そのものを意味しません。
既存の標準概念で分類できない案件は、未分類コード「CON9901」などで区別します。必要に応じて未分類候補を分析し、分類辞書の改善につなげます。未分類だからといって、新規性や技術的な重要性が高いと断定するものではありません。
DELIVERABLE / V11
技術コンセプト分類・競合比較(V11)
件数の比較から、具体的な技術の比較へ。
請求項1を中心に、要約・背景技術・発明の概要などの明細書情報も参照して技術コンセプトを整理します。共通の分類体系を使い、企業間で比較しやすい形にまとめます。分類根拠と要確認案件も追跡できます。
XXXX_出願人別_技術分野集計_累積_V11_6_FINAL_Revision2_8_1_XML_CONTEXT_AI_REBUILD.xlsx
主なシートと読み方
V11の「確信度」「強度」「順位」は、この分析対象とルールに基づく評価指標です。特許の有効性、侵害の有無、企業全体の技術優位性を確定する評価ではありません。
03JOBS, NEWS & RESEARCH
人材投資・製品展開・研究活動を追う。
公開求人や企業発表、研究論文を同じ技術テーマで追跡します。特許だけでは見えにくい人材への投資、製品・提携の発表、研究活動の変化を比較するための情報を蓄積します。
DELIVERABLE / SIGNALS
求人・ニュースの累積DB
人材への投資と、事業化の動きを捉える。
追跡対象企業の公開求人や公式ニュースを技術条件に照合し、重複を確認して累積します。半導体企業の例ではSamsung ElectronicsやMicron Technologyを対象とし、求める技術・職種、製品発表、提携などを整理します。
XXXX_competitor_signals_cumulative.xlsx
主なシートと読み方
DELIVERABLE / PAPERS
論文の累積DB
研究テーマと研究活動の方向性を追う。
OpenAlexを用いて対象企業に関連する論文を収集し、機関名を整理して技術テーマと照合します。同じ論文の重複登録を防ぎ、著者・所属機関・掲載誌・DOIなどとともに蓄積します。
XXXX_competitor_papers_cumulative.xlsx
主なシートと読み方
04CROSS-SOURCE ANALYSIS
4情報源を統合し、変化の根拠をたどる。
同じ企業・技術テーマに関する動きが複数の情報源に現れたか、近い時期に集中したかを確認します。情報の重なりは調査の優先順位を考える材料であり、出来事の因果関係や将来の製品投入を証明するものではありません。
注目度スコアの例
添付見本は100点満点で、時間的近接性35点、情報源の多様性30点、件数20点、最新性15点を組み合わせています。根拠案件の確認順を決めるための指標です。
件数は情報源×技術要素の単位で集計される場合があります。同じ特許や論文が複数テーマに一致すれば複数行になるため、実案件の件数と区別して読みます。
DELIVERABLE / INTEGRATED
4情報源の統合分析DB
別々の動きを、同じ企業・技術テーマでつなぐ。
特許・求人・ニュース・論文を共通の企業名と技術要素に対応付けます。情報源の組合せ、30・60・90日の時間的近接性、情報量や新しさから、優先して確認すべきテーマを整理します。前回からの変化と判断根拠も記録します。
XXXX_competitor_intelligence_cumulative.xlsx
主なシートと読み方
05WEEKLY REPORT
重要な変化を、週次の判断材料に。
統合分析の結果から、今週の重要変化、注目度上位のテーマ、優先して確認する企業・技術分野を整理します。週次レポートと個別の根拠資料を一緒に確認し、次に調べることや社内で検討するテーマを選べます。
DELIVERABLE / REPORT
週次競合動向レポート
経営・企画の担当者が、次に確認する対象を選ぶ。
統合分析を経営・企画担当者向けにまとめ、重要な変化と注目度上位のテーマ、優先して確認すべき企業・技術分野を提示します。根拠となる特許・求人・ニュース・論文へ戻って検討できます。
XXXX_competitor_weekly_report_20261006.xlsx
主なシートと読み方
ページ上部へ